不動産会社に直接訪問するときのポイント

賃貸にしても購入するにしても物件を探すときには、一度は不動産会社を訪問することになりますが、「何となくふらっと立ち寄ってもそれなりに対応してくれる」と思っている人は多いのではないでしょうか。

しかし、それは大きな間違いです。訪問するタイミングや、服装、マナー等で賃貸契約することができるかどうかが決まってくることもあるのです。

今回は、希望する物件を紹介してもらい、契約までスムーズに進むことができるようにするための最低限のマナーや心がけについて紹介したいと思います。

不動産会社 訪問

訪問日時を決めてしっかりと予約をする

不動産会社を訪問するときは、できるだけ訪問したい日時を電話で伝えて予約を入れておくようにしましょう。予約をするときのポイントは、「訪問日時」、「希望する物件の条件」をしっかりと伝えることです。

これらを伝えておくだけでも、訪問するまでにいくつかピックアップして用意してくれるので、スムーズに話を進めることができます。

場合によっては内見の準備まで進めておいてくれることもあり、物件が気に入れば、その場で仮契約や審査まで進めることもできます。

しかし、アポなしで訪問する場合は、物件の条件を聞いてその場でチョイスすることになるので時間がかかりますし、場合によっては内見することができないこともあります。

予約をして訪問する際の時間帯は午前中がいい

予約をして不動産会社に訪問する際のおすすめの時間帯は午前中です。もし午前中が難しいなら、せめて午後一にするようにしましょう。

午前中であれば内見することができるので、物件までの移動時間や内見する時間も考えるて逆算すると良いでしょう。

訪問には最低限のマナーを押さえておきましょう

不動産会社を訪問する際ですが、適当な格好でも良いというわけではありません。

訪問の目的は物件を探すことですが、不動産会社からしたら「入居させてもいい人物かどうか」を見極める場です。その点、服装は人柄や性質などを読み取る材料になります。

契約前の審査では、職業や勤続年数などを記入するので、収入などはその書類で判断することができますが、例えば、収入の割には服装や持ち物が高価だと浪費癖を疑われたり、「家賃を滞納したりするかもしれない」と思われてしまうこともあります。

不動産会社を訪問する際は、シンプルで清潔感のある服装をおすすめします。

はっきりと受け答えをするようしましょう

不動産会社で、物件の希望等を聞かれたときには曖昧に返事をせず、はっきりと受け答えするようにしましょう。

そして、希望の条件の中でも優先順位はしっかりと伝えるようにしたいです。そうすることで、担当の方が物件を探しやすくなるからです。